ビバリー・ヒルズで朝帰り
■「ビバリー・ヒルズで朝帰り」 喜多嶋隆(光文社文庫) 7/1読了
前に書いた多島斗志之氏とこの喜多嶋隆氏。ともに広告代理店からフリーのCFディレクターを経て作家に…という経歴が同じです(しかも名字に“たじま”が含まれるところまで…)。でも、書くもののジャンルはまったく別。そして、私は両氏ともにファンだったりします。
本書はおなじみの「流葉爽太郎シリーズ」。内容はこんな感じ…。
ロス・アンゼルス。午前3時過ぎ。ロデオ通り。一軒のブティックのショー・ウインドウの中、一心にディスプレイをする日本人らしき女性がいる。その真剣な横顔が、流葉爽太郎の心に焼き付いた…。広告主は全米最大の製薬会社。ロスに飛んだ爽太郎を待っていたのは、仕事に夢と誇りを持つ3人の女性との出逢いだった。人気シリーズ待望の最新作。(「BOOK」データベースより)
喜多嶋隆ファンっていうのは、ある意味で大いなるマンネリを楽しんでいるようなところがある。だから毎回、内容はほとんど同じと分かっていてもついつい買ってしまう、読んでしまう…というところがある。そういう意味では今回も定番のストーリーなのだけど、それにしても新鮮味がなさ過ぎるのはなぜだろう。一時、大人化路線でしみじみした人生の味わいを描く…という方向性を打ち出していたと思うんだけど、今回はやたらアクションシーンばかりが目に付いて単純すぎる、ということなのだろうか。次回に期待…ですね。
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