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2006年10月15日 (日)

インド旅行記1

■「インド旅行記1 北インド編」 中谷美紀 (幻冬社文庫) 10/14読了

著者は女優の中谷美紀さん。いわゆるタレント本かな…と手にとってパラパラ見たところ、どうもそういうのとは一味違う雰囲気。基本的に「紀行もの」というのは好きだし、読んでみることにしました。

内容はこんな感じ。
「チューブわさびで体内消毒に励み、持参したウエットティッシュは数知れず。そんな努力の甲斐もむなしく、腹痛に見舞われ、暑いホテルで一人淋しく回復を持つ。町に出れば、パスポートを盗まれ、警察署長に懇願書を書くはめに…。単身インドに乗り込んだ、女優・中谷美紀に襲い掛かる困難の数々。泣いて、笑った38日間の一人旅の記録。第一弾。」(「BOOK」データベースより)

本書によると、中谷さんは「嫌われ松子の一生」の撮影で心身ともにボロボロになり(かなり激しかったんだそう)、趣味のヨガでリラックスしたい→だったら本場インドで!…と逃げるようにかの地へ向かったのだとか。
印象としては、「女優の紀行エッセイ」ではなく、ごく飾らない「一人の女性の旅日記」…という雰囲気。でも、その雰囲気がなかなかよく、すらすらと(そしてけっこう楽しく)読めてしまった。文章もおそらく中谷さん自身が書いてるのではないだろうか。この種の本だと、ほとんど編集者がかわりに書く場合もあるらしいけど、どうもそうじゃないような気がする。かなり達者な文章なんだけど、上手すぎない感じ…とでもいいましょうか。上の紹介文だと、コミカルなドタバタ旅行って感じを受けてしまうけど、全体はいたって落ち着いたトーン。海外旅行につきもののハプニングなどはあるものの、大人の鑑賞にも十分耐える内容になってます。

中谷さんはこの旅を通じてインドにハマったらしく、その後もインド旅行に合計4回も出かけているらしい。旅行記も「パート2」の「南インド編」がすでに出ているので、そっちも続けて読んでみようかなと思ってます。

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