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2007年8月25日 (土)

ベクシル 2077 日本鎖国

■映画「ベクシル 2077 日本鎖国」 新宿・歌舞伎町ジョイシネマ

珍しくアニメ作品。予告編を一回見たことがあったのと、これまた現実逃避できそうだったので…(そんなに逃避したいのかよ!と自分に突っ込み)。

ストーリーはこんな感じ。
「21世紀初頭、世界市場を独占した日本のハイテク技術は危険視され、国際規制の対象となった。 これに猛反発した日本は国連を脱退し、鎖国を強行。それから10年間、ハイテクを駆使した完全なる鎖国により日本の実像は厚いベールに隠された。 2077年、日本に潜入した特殊部隊の女性兵士ベクシルは、異様な光景を目撃する。」(シネマトゥデイ)

いや~、これ設定はメチャクチャいいよね。いきなり「鎖国」だもん。それだけでワクワクさせられる。こういうSFものっていうのは、一種のホラ話を楽しむって要素もあるわけだから、設定はブッ飛んでるくらいでちょうどいい。
ただ、それを単なるヨタ話に終わらせないためには、ディテールの整合性だとかいかにもありそうな話の積み重ねだとかが重要になってくる。小さなホントの集積が、最終的にでっかいウソ(ホラ)を成立させる…というパターン。
ところが、この作品、その脚本とかディテールが圧倒的に弱く、なんとも惜しい作品になっている。特に脚本だろうな。突っ込みどころ満載。こういうのを見てしまうと、ハリウッド製のSF/アクション大作がなんだかんだ言われながらも、やはりよく練りこまれてるということを再認識させられてしまったりする。特に、肝心の日本鎖国が、単なる一科学者の狂気が原因だった…という結末の貧弱さには、しばしボーゼン。子供だましにすらなってないんじゃない?

映像は独特の雰囲気があって良かったと思う。アクションシーンもまずまず。ただ、メカや風景のデザインなど、なんとなくどこかで見たことがあるような意匠があちこちに。こういうのって、まったくオリジナルで作るのは、やはり難しいのだろうか。あと、「サイトウ」が「NANA」に出てくるヤスにそっくりだし。ゲスト出演してたのか?(^v^;;
(キャラデザインで、日本人とアメリカ人の区別がつかないのも難点かも)
Vex

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