隠し砦の三悪人
■映画「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」 渋東シネタワー
久しぶりの邦画。この作品は黒澤明監督映画のリメイクで、その黒澤版にインスパイアされてできたのがルーカスの「スターウォーズ」である…というのは有名な話だったりします。もっとも、そのオリジナル版は未見なんですが…。(^v^;;
ストーリーはこんな感じ。
「戦国時代、小国の山名は隣接する大国早川攻略を狙い、まずはもう一つの隣国である秋月に攻め入り成功を収める。陥落した城内では山名の軍勢が秋月の軍資金である“黄金百貫”を見つけようと躍起になっていた。強制労働をさせられていた武蔵(松本潤)と新八(宮川大輔)は逃走し、偶然滝のほとりで黄金百貫を見つけるが…。」(シネマトゥデイ)
結論からいうと「娯楽作」に徹しようという割り切りが良い方向に出てたのではないだろうか。比較的カラッとした作風で、戦国の世の非情さ、無常さ…とかを感じさせるような場面はあえてさらりと処理し、ひたすら冒険とアクションをテンポよく詰め込んでいく感じ。日本の大作(風)映画が陥りがちな力みすぎなところがなく、見終わった後に尾を引く感じじゃないけど、少なくとも見ている間は素直に楽しめたと思う。
個人的には、旧作をそのままリメイクしたわけじゃなく、確実に「スターウォーズ経由でのリメイク」であることを示す部分が随所にあったのがおもしろかったかな。多くの人が指摘しているように、敵の武将役である椎名桔平登場シーンの「黒兜」などは、どう考えてもダース・ベイダーであろう。また音楽にも「スターウォーズ」をイメージさせるモチーフがあちこちに感じられた。「隠し砦」というのが、「デススター」だというのが分かったのも楽しかった。
(ところで「三悪人」ってのは武蔵と新八とあとは誰を指してるのでしょうか?)

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