秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3
■映画「秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3 http://鷹の爪.jp は永遠に」 錦糸町TOHOシネマズ
1月中有効の劇場招待券で何か見よう…と思い、ほとんど予備知識なしでふらっと。
ストーリーはこんな感じ。
「鷹の爪団のメンバーたちが長期休暇から戻ってくると、秘密基地が何者かの手で荒らされ、さらにレオナルド博士が連れ去られてしまったことが発覚。その頃、国連ではアメリカ合衆国の新大統領オババが『核兵器の放棄』を宣言し、世界的な騒動になっていた。ある軍需企業を博士誘拐の黒幕と推測した鷹の爪団は潜入を試みるが…。」(シネマトゥデイ)
いやあ、これ好きだなあ。おもしろかった。ネットやTVの深夜帯で人気だというフラッシュアニメのシリーズ。けっこうブラックなギャグや楽屋ネタ、舞台裏ネタ満載で、サブカルっぽさも全開。シリーズの基礎知識を持ってたり、劇場版「1」「2」を見てたりしたらより楽しめるのかもしれないけど、普通に「3」だけ見ても十分おもしろく見ることができた。
印象としては、まさにネットや深夜TVの延長線上の作品かな。あんまり「映画」という感じではない。旬の話題がテンコ盛りなので、1年後に見たらおもしろいかどうかすでに微妙だと思うし、10年後だともうワケ分かんないんじゃないだろうか。そういう意味では、「まさに今見るべき作品」だと思う。
自宅に戻ってから検索して知ったのだけど、これって1人のクリエイターが、脚本・演出・作画、さらには声優まで、ほぼすべて自作自演でやっているシリーズなのだそう。登場人物はけっこう多いのに、出番の多い声優は川村ゆきえくらい。それ以外の複数のメインキャラの声は、すべて作者自身が演じ分けている。ものすごい才能である。その作者(フロッグマン)は、現在島根県在住。島根から様々な作品を送り出している。道理で劇中で「島根、島根」と連呼されているわけだ。
個人的に印象に残ったのは、ギャグ連発の流れ中で急に出てくる感動シーン。シュールな絵柄の画面でも、それっぽいセリフとそれっぽい音楽さえ流せば、けっこうな感動シーンが出来上がってしまうことに改めて気づかされる。「泣かせる映画も、一皮めくればこんなもんっすよ…」ということなんでしょうかね。
(DVDには10年後とかに見る人のために「注釈モード」が必要かもね)

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