133キロ怪速球
■「133キロ怪速球」 山本昌(ベースボール・マガジン社新書)
こちらは2009年5月に出た、まだまだ現役バリバリの山本昌投手の自伝本。今中氏の「中日ドラゴンズ論」に引き続いて読んでみました。
内容はこんな感じ。
「日本球界を代表するベテラン左腕・山本昌。2008年には史上24人目の200勝投手となった。83年秋のドラフト5位で中日に入団した著者は体だけは大きかったが、しかし決して才能に満ちあふれていたわけではなかった。戦力外通告におびえていた著者は何を考え、弱肉強食のプロの世界でいまもなお生き残ることができているのか。どこにでもいた“普通の”野球少年が“特別の”投手になった理由とは。」(「BOOK」データベースより)
ほぼ2シーズン前に出た本なので、2009年の不調や2010年後半での大復活、巨人戦での史上最年長完封記録更新、さらに日本シリーズで登板するもまたまた勝てなかったこと…などは出てこない。それでも非常におもしろい一冊。内容はかなり充実してるんだけど、それでも一気に読まされてしまう。
それはやはり、著者が野球エリート一直線の選手ではなかったところが大きいだろう。甲子園にも出てないし、プロ入りしてからも5年目まではまったく芽が出ず、ずっとクビの恐怖に脅えていた選手が、通算200勝してしまう…というのは、映画や小説でもなかなかない逆転ストーリーだ。
また、代名詞でもあるスクリューボールを教えてもらったのが、野球留学先のマイナーチームで一緒だった無名の内野手だったという話とか、あの「10・8」敗戦後、その年限りと言われていた高木監督に続投を直訴しに行く話、最近では第二回WBC代表に選出されることを真剣に希望してたんだとか(なにしろ前年の11勝は中日投手では最多)…おもしろすぎるエピソード満載。さらには、星野監督や落合選手(監督)の個性的な逸話、もちろん一部で「本業」とまでいわれているクワガタ、ラジコンも出てくる。
ちなみに、タイトルになっている「133キロ」とは、「この球速が出せればプロでもストレートで勝負できる」目安だという。このボールをいかに速く見せられるかが投球術であり、実際、著者の全投球に占めるストレートの割合は松坂大輔よりも多い。つまり、山本昌はまぎれもない速球派投手なのだ!
そして、こうしたエピソードを貫く昌さんの人柄の良さ。たいていのスポーツ選手とかは「学生時代はけっこうワルだったよ」的な話が多いもんだけど、著者は本当に野球オタクの超健康的な少年だったみたいで、それがそのまま現在につながっている。そういう意味では、非常に爽やかな読後感のある自伝になっているといえるだろう。
どうやら2011年も現役続行する模様の山本昌投手。大先輩・杉下さんの215勝超えにはあと6勝。それに最大の目標だという日本シリーズ初勝利も残っている。来年も注目していきたい。
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コメント
先週の日曜日 ある政治家の集いが ありまして
歌手のミニコンサートがありました。
まさかのサプライズゲスト 山本昌さんが 来まして
びっくりです。来シーズンも野球をすると がんばりますと 言っていました。山本昌さんは 白い 白馬のようなスーパーカーに乗って帰りました。
しかし 芸能界より スポーツ界より 政治界の人のが偉いんだなぁ と思いました。山本昌さんが 政治家さんに 先生と言っていました。少し 政治家さんのお話のところで 私と意見の相違を感じました。電話したらいいのかなぁ?がんばれ 山本昌投手
投稿: 暗号凸凹村石太♪☆ | 2010年11月18日 (木) 13時45分