塔の上のラプンツェル
■映画「塔の上のラプンツェル」錦糸町TOHOシネマズ
平日の昼間だというのに映画館は満員。春休みのせいもあるんだろうけど、みんな現実逃避したくなってるのかもね。ということで私も現実逃避にぴったりのこの作品。
ストーリーはこんな感じ。
「深い森に囲まれた高い塔の上から18年間一度も外に出たことがないラプンツェルは、母親以外の人間に会ったこともなかった。ある日、お尋ね者の大泥棒フリンが、追手を逃れて塔に侵入してくるが、ラプンツェルの魔法の髪に捕らえられてしまう。しかし、この偶然の出会いはラプンツェルの秘密を解き明かす冒険の始まりだった…。」(シネマトゥデイ)
ディズニーのCGアニメって、もう本当にすごいね。技術的にはこれ以上何を望むことがあるんだろう…という気がしてしまうレベル。美しい映像、魅力的なキャラクターとスピーディーな演出。音楽はアラン・メンケンだからもう絶対ハズレなし。さらに日本語吹き替え版もものすごくよくできていて、吹き替えの違和感がまったくない。ロマンチックなストーリーもファミリー向けとしてはこれで十分だろう。
…という感じで見終わった後の爽やかな満足感も上々だったんだけど、いちおう重箱の隅をつつくのが好きな大人の映画ファンとして気になったところについても書いておこうかな。
脚本的にもうちょっと深掘りが欲しかった部分が2カ所ある。最初のは、塔から出たラプンツェルとフリンが荒くれ者ばかりの店を訪ねるくだり。ここではひょんなことで荒くれ者たちとラプンツェルが「夢」というキーワードで意気投合、後半への重要な伏線にもなってくるシーンなのだが、この仲良くなるきっかけがちと弱い。ディズニーお得意のミュージカルシーンは楽しかったけどね。荒くれ者たちがラプンツェルを見直すような、もっと衝撃的なイベントがあるとよかった。たとえば荒くれ者のボスの命をラプンツェルが救う…みたいなね。
もう一つは、後半のラプンツェルが自分の出自を自覚するくだり。王家の紋章を見て赤ん坊の時の記憶がよみがえる…ということなんだけど、これまたちと単純すぎ。あっけないぐらいだ。ここも何が伏線がほしかったね。生まれた時に紋章が王女を守るようなまじないがかけてあった…とか何でもいいからさ。
なんて細かいこと書いたけど、ラプンツェルのキャラクターは本当にチャーミング。彼女を見てるだけでも楽しくなってくる作品。繊細な感情を表す表情は人間の役者以上かもしれない。現実逃避したくなったらぜひ。
(日本語版の中川翔子さんも素晴らしいラプンツェルを演じてます)

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コメント
なんだか元気が出ます。ありがとうございます(´~`*)
投稿: 大塚の美容室からコメント | 2011年3月28日 (月) 21時12分