« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »

2016年11月

2016年11月28日 (月)

waffles @原宿ストロボカフェ(11/27)

■本館に追加したライブレポート

11/27 waffles 原宿 ストロボカフェ(ワンマン)

「waffles+ウクレレ=『WAFLELE』発売記念ワンマンライブ」。毎秋恒例のワッフルズのワンマン。個人的にもほぼ1年ぶりのワッフルズでした。この日はウクレレを大きくフィーチュアした新作のレコ発…ということで、大野さんがキーボードを弾く曲は3曲くらい。あとは全部ウクレレを弾きながら歌うという内容。でも、びっくりするくらいハマってたね~。CDももちろん買って帰りましたよ!

○より詳しい感想は「ガールズ・ドット・ミュージック」でご覧いただけます。

| コメント (0) | トラックバック (0)

この世界の片隅に

■映画「この世界の片隅に」 錦糸町 楽天地シネマ

のん a.k.a. 能年玲奈さんが主役の声優を演じていることも話題のアニメーション映画。大変評判がいい作品ということで。お客さんもけっこう入ってましたね。

ストーリーはこんな感じ。
「1944年広島。18歳のすずは、以前に一度だけ会ったことがあるという若者と結婚し、生まれ育った江波から呉へとやって来る。それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、軍港のある呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされる。懸命に生きていくすずだったが、やがて1945年8月を迎える…。」(シネマトゥデイ)

原作は未読ながら、戦時中で舞台が広島…とくれば、最後には何がくるのか大体の想像はつく。それだけに、当初はそんなに見たい作品の候補には入れてなかったくらいだ。今でもNHKの朝ドラなどは、女性を主役に戦時下を描くことも多い。ともすれば見る側も「まあ、あんな感じね」という一定のパターンを予想している部分もある。しかし、この作品はそんな「女性主人公で戦時中の物語」を、非常に新鮮に見せることに成功している。淡い絵柄でありながら、当時の広島の風景の再現に実写以上にこだわったという映像も物語をしっかり支えている。多くの人が高評価をつけているのも納得の見ごたえのある作品だった。

主人公のすずは、小さい頃からぼんやりしていて、ばけものや座敷わらしを見る。大人になっても道に迷って家に戻れなくなったりして頼りない。でも、絵を描かせると抜群にうまい。料理や裁縫のマニュアルを自分でつくって、その通りに作業するのも得意そうだ。今でいうアスペルガー症候群のようなものかもしれないが、当時はそんな知見はないから、ちょっと変わった子…くらいに思われていたのだろう。そんなすずを主人公にすることで、この映画は人の世の損得などを考えない素直な目で戦時中の社会を見つめた作品になっている。

この映画の見どころは、大きく分けて二つ。一つは、70~80年前の日本のごく普通の女性の暮らし。昭和初期という時代は、現代と共通するところも多いが、違うところもまた多い。
たとえば、お見合いでよく知らない相手と結婚するのもごく普通のこと。炊事、洗濯、裁縫…坂の上にある家は水汲みだけでも重労働だ。この時代の主婦の日常が本作を見るとよくわかる。家庭環境も旦那さんの両親と同居はもとより、小姑がいるのも珍しくない。今の時代から考えると「もう耐えられない!」と思えることばかりのようだが、それとともに夫婦の情愛や周囲の人々とのつながりなども描かれ、当時の人たちが見つけていた暮らしの中の幸せが伝わってくる。

二つ目はやはり戦争という時代の荒波に翻弄される主人公たちの運命だろう。戦争というととにかく暗いイメージだが、直接的な影響という点では食料不足くらいという時期も長い。実際には家族は冗談を言って笑ったりしながら暮らしている。しかし、いつしか港のスケッチをしているとスパイの容疑をかけられたり、出征していた人の戦死の知らせが届いたり、住んでいる町が空襲を受けたりするようになる。戦争というのは、ある日突然すべてが変わってしまうのではなく、徐々に日常を侵食してくるものなのだろう。

戦争の描写も非常にリアルなもの。対空砲を打つとその破片が落ちてきて民家の屋根が壊れるシーンなどは、普通の戦争映画ではあまり見かけない。空襲も最初は軍需工場などが狙われるが、そのうち住宅街に焼夷弾が落とされるようになる。すずが大きな傷を負った時限爆弾のような対人兵器も出現する。また、原爆の爆風でいろいろなものが数十キロ離れたところまで吹き飛ばされている描写も細かく生々しい。このこだわりは、やはり本作が、戦争を単に「主人公にふりかかる苦難」、いわば時代背景として描いているのではないということだろうと思う。
終戦の放送を聴いた後、おとなしいすずが珍しく感情を爆発させる。あの人たちは何のために死ななくてはならなかったのか…。当時の多くの人たちが思った問いかけではないだろうか。

同時に、純粋に映像作品としての完成度の高さも印象に残った。演出的には、すべてを言い切らずに、大体わかったなというところで、余白を残したままさっと次のシーンにいくような手法が多く見られた。テンポもいいし、とても洗練されている。

その一方で、すずが幼少時代に遭遇したばけものや座敷わらしなどが、後に実在の人間だったのかも…と思えるようなシーンも出てくる。被爆後の広島で出会う戦災孤児も、最初はまぼろしのように描かれている。この夢とうつつを行き交うような表現は、まさにアニメにしかできないものだろう。戦時下の時代をリアルに描いた映画というだけでなく、ファンタジー性のある物語としても深い余韻を残す。それが見終わった後の爽やかさに通じている。

(のんさんの声の演技も絵柄や主人公のキャラにあった素晴らしいものでした)
Kono

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月20日 (日)

バニラビーンズ @渋谷Glad

■本館に追加したライブレポート

11/19 バニラビーンズ 渋谷 Glad(ワンマン)

「バニラビーンズ ワンマンLIVE Vol.10」。3月の東京キネマ倶楽部以来、約8カ月ぶりのワンマンでした。個人的には通算104回目のバニラビーンズ。去年までは平均して月イチくらいで見てたのですが、今年になってからはこの日がやっと4回目。ちょっとインターバルが空きましたが、やっぱり落ち着くというか、安心して楽しませてくれますよね。次回はあまり間隔を空けずに見たいものです。

○より詳しい感想は「ガールズ・ドット・ミュージック」でご覧いただけます。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月19日 (土)

ぼくのおじさん

■映画「ぼくのおじさん」 錦糸町 楽天地シネマズ

北杜夫の子ども向け小説の映画化。その原作は読んだことがあるような、ないような。気楽に見られそう…という期待で行ってみました。

ストーリーはこんな感じ。
「小学生のユキオ(大西利空)は、『自分のまわりにいる大人について』をテーマに作文を書くことになる。題材探しに苦心していたユキオは、父の弟で怠惰な生活を送り、屁理屈ばかりこねる居候のおじさん(松田龍平)をネタにすることを思いつく。ある日、親戚が用意したお見合いに渋々出向いたおじさんは、ハワイ出身で日系4世の美女に一目ぼれしてしまう…。」(シネマトゥデイ)

公開翌週だというのに、けっこう広い劇場にお客さんは3人だけ。「あら、意外に人気ないのね…」と思ったのだけど、見終わって納得。これじゃあ口コミは期待できないなあ…というのが正直な印象だった。いろんな意味でかなり残念な作品ということになるだろう。

物語の舞台は現代である。携帯電話や消費税、発泡酒…などが出てくることから少なくとも平成の時代だろう。ところが、セリフは原作(1972年)のおもしろさをそのまま生かそうと思ったのか、昭和30~40年代のノリのままになっている。このギャップがなんともいえず落ち着かない。昭和の風景の中で聞いたらおそらくすとんと入ってくる会話のテンポや言い回しが、どう見ても現代の映像の中だと、「今どき、こんなしゃべり方する人いる?」という違和感に変わってしまう。木に竹を接いだような妙な感じが終始つきまとってしまった。

物語の大筋は「寅さん」的な感じだろうか。ダメなおじさんが美女に一目ぼれ。おじさんは勘違いでいい感じになってると思い込むが、案の定、最後はフラれておしまい…という展開だ。まあ、この流れ自体は定番なのでいいと思うのだが、それ以外の細かい部分でも先が読めてしまうところが多い。見ていて意外性がまるでないから退屈である。あえて低刺激のほっこりできる物語…それ自体が昭和風の子ども向け娯楽作品のノリなのかもしれないが、今の感覚で見るとちょっとどうなのよ、とも思ってしまった。もうちょい、エンターテインメント性が欲しかったな~。

また、東京で物語が進行する前半とハワイに舞台が移った後半が、まるで別の話になってしまっている。一粒で二度おいしい…ということなのかもしれないが。また、物語は基本的に主人公のユキオ視点で語られるのだが、ハワイ編になるとちょいちょいユキオのいない場所で話が進んだりする。このへんもちょっと雑な印象を与える。

おじさんの松田龍平は無難。うまくハマってるんだけど、彼の実力とキャラなら出来て当然という役どころでもある。ユキオ役の子役は、ちょっといい子すぎたかな。もう少し子どもらしいやんちゃなところがあったらよかった。キャスティングでは、おじさんの兄(ユキオの父)役の宮藤官九郎がよかった。松田龍平とちゃんと兄弟に見える! 逆に惜しかったのはマドンナ役の真木よう子。彼女の演技そのものは悪くなかったけど、ハワイ出身らしいのびやかさや華やかさが感じられる若手女優で見てみたかった気もした。

(ハワイのくだりは原作にはないらしい。東京だけでも良かったのでは…)
Boji

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月16日 (水)

続・深夜食堂

■映画「続・深夜食堂」 日本橋 TOHOシネマズ

前作を見ていたのと評判も良いみたいなので。お客さんはやっぱり年配の人が多かったかな。

ストーリーはこんな感じ。
「新宿の路地裏にたたずみ、マスター(小林薫)の作る料理と居心地の良さに惹かれて毎晩客が集まってくる食堂『めしや』。ある日、常連たちが次々と喪服姿で現れる。その一人、範子はストレス発散のために喪服を着るのが趣味だった。そんな彼女が、実際の葬式で出会ったある男に心を奪われることになる…。」(シネマトゥデイ)

今回も三つのエピソードからなるオムニバス・スタイルでまとめている。前作同様、劇場用長編だからといって無理に大きい話にするのではなく、テレビドラマの延長線上のスケールに収めたのが、この作品の世界にはぴったりはまってる感じ。

オープニングの「喪服を着る女性」のエピソードは、まあ軽いジャブというところ。二番目の「蕎麦屋の親子」の話は、ちょっと出来すぎと捉える向きもあるかもしれないが、この「深夜食堂」の世界にはこれくらいベタなのがちょうどいいような気がした。最後は特殊詐欺がテーマかと思ったら、実はこれも「親子」の話。しかも、いい話系というよりはけっこうホロ苦いエピソードだ。今どき珍しい人情話に軸足を置いた映画だけど、甘さ控えめで大人の鑑賞にも耐えるつくりになっている。

構成としても、軽い話から徐々にギアをあげていくというか、味の濃いエピソードになっていく流れがうまく計算されていて、最初は軽い気持ちで見ているんだけど、最後には物語の世界にしっかり引き込まれてしまう。三つのエピソード自体はそれぞれ独立しているものの、店の常連たちは常に出てくるから、一本の作品としてのまとまりも欠かさない。全体に前作よりもさらにこなれている印象。ことさらに力を入れて見る映画でもないだろうが、安定感・安心感を約束してくれる職人技の効いた一本といっていいだろう。

マスター役の小林薫は、前作にも増して何もしない。この大きく動かないところがこの作品の良さでもある。ただ、言動の端々にふとマスター個人の気持ちや生活がにじみ出す瞬間もちゃんと描かれている。余計な説明はなく、特にフォローもない。このへんの匙加減も実に良い。

ところで、最初の編集者のエピソードで一つ気になるところがあった。老作家を訪ねた彼女が障子越しに、「原稿をとりにきました」と言う場面。ここは普通「原稿をいただきに参りました」などと敬語を使うのではないか。単純なミスだろうか。いや、ひょっとしたら、彼女は自分で思っているほど優秀な編集者ではない…ということを、この言葉遣いで表現しているのかもしれない。「深夜食堂」を訪れるお客さんはみんな凡人である。だからこそ共感しながら見ることができるのだともいえる。そう考えた方がむしろ納得がいく。

物語はやってくるお客さんが勝手に作ってくれるのだから、このシリーズは永遠に続けることも可能だろう。あまり気張らずに第三弾を待ちたいと思った。

(何でもつくってくれるのはいいけど値段はどこで決めてるのだろうか)
Shoku

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月13日 (日)

春奈るな @原宿ラフォーレミュージアム

■本館に追加したライブレポート

11/12 春奈るな 原宿 ラフォーレミュージアム(ワンマン)

10月リリースの新曲がタイトルになったワンマンライブ「春奈るな LIVE TOUR 2016 "Windia"」。チケットを買ったのが遅くて、当然入場もほぼ最後。というわけで「よく見えなかった~」という愚痴中心の感想になってますが、ライブの内容自体はとても良いものだったと思います。クリスマスライブは果たしてどんな感じなるのか…。

○より詳しい感想は「ガールズ・ドット・ミュージック」でご覧いただけます。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月11日 (金)

本館にCDレビュー追加(11/11)

■追加したCDレビュー

Her Ghost Friend 「君のいる世界が好きだよ」
町あかり 「あかりの恩返し」
星野みちる 「MY FAVOURITE SONGS」
GFRIEND 「Snowflake」
GFRIEND 「LOL」

今回は星野みちるさん以外はすべて初CDレビューのアーチスト。HGFと町あかりさんは以前ライブの感想は書いてるけどね。そして「GFRIEND」はK-POPのガールズグループ。韓国語ではヨジャチング(略してヨチン)。最近、K-POPをわりと聴いていて、そのきっかけになったのがこのあたりだったりします。

○より詳しい感想は「ガールズ・ドット・ミュージック」でご覧いただけます。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月 8日 (火)

初音 @渋谷REX

■本館に追加したライブレポート

11/6 初音 渋谷 REX(ワンマン)

初音さんの「バンドスタイル」でのワンマンライブ「POP 'N' ROUGE Hot&Sweet November」。初音さんのワンマンは2010年の「初音茶屋」第一回以来なので、なんと6年半ぶり! もちろんバンドワンマンなので初音さんはギター/ボーカル。すべてにおいて新鮮でしたね。いい位置で見ることもできたし楽しかったです。

○より詳しい感想は「ガールズ・ドット・ミュージック」でご覧いただけます。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月 7日 (月)

アーバンギャルド @渋谷WWW

■本館に追加したライブレポート

11/5 アーバンギャルド 渋谷 WWW(ワンマン)

「アーバンギャルド2016 ショート・グッドバイ・ツアー」ファイナル。12月にもワンマンやるし、1月早々にはシングルリリースも予定…と活発に活動してて「グッドバイ」の意味が若干謎なワンマンでしたが、内容は充実してましたね~。ソールドアウトで満員だったものの、けっこういい位置で見られたせいもあったかな。ラストの新曲タイトル発表のギミックもカッコよかった!

○より詳しい感想は「ガールズ・ドット・ミュージック」でご覧いただけます。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月 4日 (金)

ラブリーサマーちゃん @新宿タワーレコード

■本館に追加したライブレポート

11/3 ラブリーサマーちゃん 新宿 タワーレコード(インストア)

11/2にリリースされたばかりのメジャーデビューアルバム「LSC」のプロモーションイベント。ラブサマちゃんのステージを見るのは約1年ぶり。前回は全曲エレキギター弾き語りだったけど、この日はバックトラックを使った派手めの曲あり、ピアノ弾き語りあり、もちろんギター弾き語りも…多彩な内容だったね。お客さんもイベントスペースにいっぱい。大盛況でした。

○より詳しい感想は「ガールズ・ドット・ミュージック」でご覧いただけます。

| コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年10月 | トップページ | 2016年12月 »