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2017年4月16日 (日)

グレートウォール

■映画「グレートウォール」 日比谷 TOHOシネマズシャンテ

予告編の段階でけっこうブッ飛んでたのと新聞の映画評が良かったので。見たのは公開翌日。土曜の朝からお客さん多かったね。

ストーリーはこんな感じ。
「世界を旅する傭兵、ウィリアム(マット・デイモン)らは、シルクロードの中国国境付近で謎の獣に襲われる。生き残ったウィリアムとトバール(ペドロ・パスカル)は、精強な禁軍が守る万里の長城にたどり着く。軍師のワン(アンディ・ラウ)によって処刑を免れたウィリアムたちは、自分たちを襲った獣が饕餮(とうてつ)という怪物であり、万里の長城はその大群を都に入れないための防壁だと知る。やがてすさまじい地響きと共に無数の獣たちが迫ってきた…。」(シネマトゥデイ)

「万里の長城」といえば、歴史的には北方からの遊牧民族の侵入に備えて築かれたものだが、本作では長城にまつわる伝説の一つ、「異形のモンスターを防ぐためのものだった」説を100%採用。歴史スペクタクルかつアドベンチャーファンタジーともいえる異色作だが、それをアメリカ・中国の合作で徹底したエンターテインメント作品に仕上げている。こういう映画は四の五の言わずに楽しむしかない。実際にスピード感のある展開で最初から最後まで一気に見せられた!

やはり見どころは長城を守る守備隊とモンスター・饕餮の大群の戦いだろう。とりわけ、捕らえられた主人公たちには「何かが襲ってくる」ということしかわからない状況の中で、戦闘の準備が着々と進められるあたりの緊張感がなんともいえない。そして、実際に戦いが始まってようやく姿を見せた敵の数のすごさ。まさに雲霞の如き大群だ。それに対して守備隊もこれぞ中国という感じの人海戦術で応戦する。当然CGなのだろうが、ごまかさずに正攻法で撮っているところにまず感心する。

ロープを使って宙を飛びながら攻撃する女性兵士の部隊は『進撃の巨人』オマージュだろうか? 霧の中から大口を開けたモンスターが飛びかかってくるあたりは『ジョーズ』(サメもの)映画の雰囲気も。主人公のウィリアムが弓の名手という設定はやはり『ウィリアム・テル』なんだろうね。終盤、地下水路での攻防戦は『エイリアン2』だな~と思ったり。他にも映画好きの人にはたまらない遊びがいっぱい散りばめられていそうだ。

物語は主人公たちが長城に入ってからほんの数日の出来事がすべて。サブストーリーは、当時の最先端兵器である「黒色火薬」の秘密を盗み出す話くらい。ついつい入れたくなる主人公と女隊長との恋愛感情みたいなのもごくごく淡いタッチに抑えている。シンプルでわかりやすいストーリーに絞り込んでるところがいいね。
欲をいえば、饕餮のクリーチャー造形があまり中国っぽくないので、もうちょっと何とかしてほしかった気はしたかな…。特に大ボス(女王)とかね。まあ、全体的には歴史考証なども含め細かいことを言う映画ではないので、突っ込みどころもおもしろがるくらいでちょうどいいのかも。スカッとできる痛快作だ!

(話自体はB級っぽいけど主役をはじめスター俳優を使ってるから絵柄が豪華!)
Gw


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